事業内容
事業内容
北九州市医師会の事業内容
01狂犬予防事業
我が国では昭和32年(1957年)以降、狂犬病が発生していませんが、地球上では、公表されているだけで毎年5万人もの方が亡くなっています。日本での狂犬病の発生を防ぐため、狂犬病予防法に基づき狂犬病予防注射の実施、狂犬病予防の啓蒙活動などを行っています。
02学校飼育動物支援事業
学校や幼稚園、保育所などで飼育されている動物の飼い方指導や動物とのふれあい授業への講師派遣、病気になったり怪我をした動物の診療、先生対象の講習会への講師派遣などを行っています。
03動物愛護事業
動物の愛護及び管理に関する法律に基づき、動物愛護週間にあわせ関係機関と協力して、到津の森公園で開催される動物愛護デーの催しや動物の無料なんでも相談などの動物愛護の啓蒙活動を行っています。
04夜間診療事業
当会では夜間に急変した動物達を救う拠点として、北九州夜間救急動物病院を開設しました。本動物病院開設により会員病院との連携、地域医療の充実、安心して動物を飼う事が出来る地域作りを目指しております。
05災害時動物救援事業
災害発生時に北九州市と協力し、被災動物救援等のため獣医師を派遣し援助等を行っています。
06畜産振興事業
「小倉牛」肥育農家の技術向上を目指して、北九州市では「小倉牛枝肉共進会」が開催されています。当会では北九州市における畜産振興を奨励するための支援を行っています。
07盲導犬普及の支援事業
平成2年度より財団法人九州盲導犬協会や盲導犬利用者からの要請により、北九州市内で活躍している盲導犬や引退したリタイヤ犬に対し、ワクチンの無料接種並びにフィラリア予防薬の無料投与を実施しています。また、盲導犬普及・啓蒙のための募金活動を行っています。
08獣医学術普及向上事業
獣医師の学術向上のため、学術講習会を実施しています。
また、九州地区獣医師大会及び日本獣医三学会(九州)を九州地区の獣医師会の持ち回りで、当会でも9年ごとに主催しています。
さらに、福岡県内で開催される学会の共催や全国各地で開催されている学会・講習会への参加を行っています。
09野生動物支援対策事業
九州地区獣医師会連合会(九州各県・市獣医師会9団体、4,000名)が行う、九州地区における希少野生動物(アマミノクロウサギ、都井岬馬、ツシマヤマネコ)保護活動の支援を行い、希少野生動物の保護・増殖につながるよう努めています。長崎県の対馬、沖縄県の西表の両島(無獣医地域)に動物病院(医療所)を平成13年に開設しました。月1回獣医師を派遣し、両島内のイエネコ、ノラネコを対象に避妊・去勢の手術、感染症の予防注射、駆虫等を実施していましたが、現在では長崎県及び沖縄県の獣医師会に委託し、地域の診療を中心にイエネコ(飼い猫、野良猫)を対象に避妊去勢手術・伝染病検査等獣医療活動を行っており、平成19年度末までに1千頭を超える診療実績を挙げてきました。